第二回 レーザーフェイシャルとは？効果や施術の流れ、費用相場などを詳しく紹介【取材先：みずほクリニック様】

「なんとなく肌の調子が悪くなってきた」「レーザーフェイシャルが気になっている」など、美容皮膚科の施術に興味をお持ちではありませんか？美容皮膚科にまだ通ったことがないと、レーザーフェイシャルを行うことでどのようなメリットがあるのかもよくわかりませんよね。

そこで今回は、池袋にある美容クリニック「みずほクリニック」の小松院長に、レーザーフェイシャルの特徴や施術の流れ、費用相場や医院の探し方など、知りたい情報をたくさんインタビューさせていただきました。

レーザーフェイシャルを受けてみたい人は、ぜひ最後までご覧ください。

レーザーフェイシャルとは

レーザーフェイシャルとは、広い意味で言うと顔全体にレーザーを当てて、シミや美白、毛穴、赤みなどの肌悩みを改善する施術のことを指します。

レーザーと同じように照射する施術として光がありますが、光は満遍なく肌の悩みに効果を発揮するのに対して、レーザーは1つの悩みに特化した施術であることが多いです。

例えば、赤みに効果があるレーザーを当ててもシミは消せないというイメージで、1つの悩みに特化したレーザーを照射して、改善を目指す施術となります。

他のレーザーフェイシャルとの違い

光治療（IPL・フォトフェイシャルなど）はいろいろな光を混ぜて照射するため、毛穴・シミ・赤みなど幅広い悩みに一気に効かせるということができます。

その反面、1つの悩みに対しての効果は薄めで、どれも中途半端な結果となることも多いです。

これまで美容皮膚科で施術を受けたことがない初心者で、幅広い悩みに効く施術を試しに受けてみたい人に人気のある施術だと言えます。

また、1つの特化した悩みがなく「肌に元気がない」「今よりもきれいな肌にしたい」というようなぼんやりとした悩みに対して、光治療をおすすめするケースも多いです。

「このシミが消したい」「毛穴を重点的に引き締めたい」など目的が定まっているなら、光を当てるよりも特化したレーザーを当てる方が効果が高いでしょう。

レーザーフェイシャルをすると何が変わる？

レーザーと光を比較するとレーザーが悩みに特化したものが多く、光は肌全体にマイルドに効かせるものが多いとお伝えしまいた。

ただ、レーザーフェイシャルについては、ピンポイントに照射するわけでなく、顔全体にまぶすように照射するので、ピンポイント照射と光照射の中間に位置していると言えます。

レーザーフェイシャルはフォトフェイシャルなどの光照射と同じように、毛穴やシミなど全般的に効果を発揮し美肌に近づけることができますが、光照射よりは目的がハッキリしている施術が多いのも特徴です。

レーザーフェイシャルを顔全体に施術しながら、濃いシミには特化したレーザーを当てて美肌に導くなどの施術をミックスすることもできます。

レーザーフェイシャルで期待できる効果

レーザーフェイシャルでは、ここまでも説明した通り、幅広い肌のお悩み全体に効果を発揮することができます。

• シミ
• シワ
• たるみ
• 赤み
• 毛穴

など、肌の気になるポイントを全体的に和らげてくれるのが、レーザーフェイシャルの強みです。

その代わり、それぞれの悩みを改善する効果は、特化した施術に比べると薄いので「シミだけが気になっている」など特定の悩みがある人は他の施術を検討する方がいいでしょう。

レーザーフェイシャルの施術の流れ

レーザーフェイシャルの施術を行う際は、まずカウンセリングの予約を取り、カウンセリングに来院します。

カウンセリングの前に洗顔を行い、しっかりと施術内容や効果などを確認し、悩みに対応できるのかを医師と相談しましょう。

カウンセリングでは肌診断なども行いながら、レーザーフェイシャルが適しているのか、他にもっと適した施術があるかを話していきます。

レーザーフェイシャルはダウンタイムがほとんどないため、施術することが決まったらその日のうちに行うことも多いです。

レーザーフェイシャルの施術は、医師または看護師が照射します。痛みがある施術の場合は麻酔を行いますが、基本的にはレーザーフェイシャルは痛みの少ない施術が多いので、麻酔なしで行います。

照射が終わったらクーリングを行い、パウダールームでお化粧をしていただき、帰宅していただけます。

レーザーフェイシャルの効果は1度では実感しにくいため、数回施術をするために次の予約を取って帰ってもらうケースが多いです。

基本的には、1ヶ月おきに5〜10回程度で肌悩みが改善されることが多いので、自分の肌に合えば定期的に続けるのがおすすめです。

ダウンタイムに関して

ダウンタイムはほとんどなく、施術日に少し赤みが出る程度のものが多いです。

ダウンタイムがあるタイプのレーザーフェイシャルの場合は、かさぶたができたりするものもあります。

炭酸ガスレーザーなどを使ったフラクショナルレーザーは、化粧では隠せないかさぶたができたり色素沈着が数ヶ月〜1年ほど残ったりすることもあります。

みずほクリニック様では、かさぶたができるタイプのレーザーフェイシャルは、患者様の負担が大きく繰り返し施術するのが難しいという理由で、現在は取り扱っておりません。

ダウンタイムが軽くてもしっかりと効果を発揮するレーザーフェイシャルを、ご提案されています。

レーザーフェイシャルの費用相場は？

クリニックによってさまざまで、回数通ってもらうコースを設定している場合は、5〜6千円で施術しているクリニックも中にはあります。

反対に、ドクターが施術を丁寧に行うことを訴求して、3〜4万円で施術しているクリニックもあるため、費用感はかなり開きがあると言えるでしょう。

一般的には1.5〜3.5万円程度の費用相場だと言えます。

みずほクリニック様は、1回2万円で施術を行なっています。コースで患者様を縛らないことをモットーとして、1回ごとの都度払い方式を採用しており、明朗会計となっていて安心です。

レーザーフェイシャルの失敗例

レーザーフェイシャルでの失敗は、ほぼないと言ってよいでしょう。

「新人看護師の指導が行き届かず、間違った出力で打つ」など、考えられないことはありませんが、このような事故レベルのことが起こらない限り失敗することはほぼありません。

他にも、看護師に全てを任せているクリニックの場合、なかなか効果が表れない患者様の出力をどんどん上げてしまい、気づいた時には火傷していた、というような事例もなくはないです。

パルス幅の調整を間違えるなど、機器の設定を間違えて火傷をさせてしまう、ということが、レーザーフェイシャルの失敗として考えられるものだと言えます。

レーザーフェイシャルを行う上でどのような医院にいくと良いか

皮膚科・形成外科の専門医を持っている医師がいるクリニックに行くのが、安心感がありおすすめです。

万が一トラブルがあって火傷してしまった場合など、どのように対処したらいいかをきちんと診断してもらえるからです。

美容外科の医師とはいえ、麻酔や泌尿器科、内科などいろいろな分野の医師が参入している現状があります。

だからと言って問題が起こるというわけではありませんが、より安心して皮膚科の施術を受けたいならば、皮膚科や形成外科の専門医がいるクリニックを選ぶのがおすすめです。

何歳くらいまでレーザーフェイシャルはしてもいいか

何歳でも施術は可能ですが、しっかりとハリやツヤなどの効果を実感できるのは、50代ぐらいまでだと考えられます。

それ以上の年齢で効果を出したいならば、他の手術やもっと効果の強い施術を行う必要があるでしょう。

照射系の施術の中でも、レーザーフェイシャルはそれほど強力ではないので、ハイフなどより効果を実感しやすい施術を選ぶ方が満足度も高まると言えます。

高齢の方でも、色味に対する改善は見込めるかもしれませんが、シワやたるみへの効果は薄いのが実情です。

男性でもレーザーフェイシャルはしてもいいか

施術自体は問題ありませんが、実際に施術をする人は少ない傾向にあります。

男性に人気のある照射系の施術は、赤み取りや毛穴治療などです。

フラクショナルレーザーやVビームなど、レーザーフェイシャルの中でも効果が強いものを施術する人が多いです。

レーザーフェイシャルを受ける最適なタイミング

「お肌の曲がり角」という表現をすることも多いですが、「なんとなく毛穴の開きが気になってきた」「最近肌の調子が良くない」など、年齢による不調を感じやすい30代ごろからがレーザーフェイシャルを受ける最適なタイミングだと言えます。

実際に、施術を希望される方も30〜50代の方が多く、20代の方はまだレーザーフェイシャルをやっていないことが多いです。

肌の調子を整えたいと悩み出した時に、レーザーフェイシャルを検討してみるのがおすすめです。

みずほクリニックのレーザーフェイシャルの魅力

ピコレーザーなど施術の難しいものは、医師が丁寧に施術を行うのが魅力の1つとなっています。

また、レーザーフェイシャルの機種が数多く揃っており、他院では見ないものもあるので、多くの患者様のニーズに沿った提案をしてもらえるのも嬉しい特徴です。

もし、レーザーフェイシャルすることで満足できなかった時に、次の選択肢が複数揃っているので、みずほクリニック様に相談することで幅広い肌悩みを解決できるでしょう。