より美人になるための姿勢とは?|姿勢が悪くなる原因と対策も解説【取材先:なか整形外科・京都西院リハビリテーションクリニック様】

美人になる姿勢とは

美人の条件としても大事になる「姿勢の良さ」。ピンと伸びた背筋は若々しさもプラスしてくれますよね。とはいえ、姿勢の悪さが気になっている人は多いかもしれません。

今回は、姿勢が悪くなる原因から対策まで、なか整形外科・京都西院リハビリテーションクリニック様に詳しく伺いました。

姿勢を良くしてさらに美人度を上げたいという方はぜひ最後までご覧ください。

目次

姿勢がいい状態とは?

姿勢がいい状態とは、見た目のスタイルがよく見えるだけでなく、身体の骨や関節が正しい位置に整っていることを指します。

これは「生理的なアライメント」、つまり体が自然なバランスを保った状態です。

具体的には、頭から背骨、骨盤までが適切に連動し、無理なく支え合っていることが重要です。

このような姿勢は、身体への負担が少なく、長時間の座り仕事や立ち仕事でも疲れにくい体の使い方ができると言われています。

姿勢を良くするために重要なことは?

先ほども書いたように、姿勢がいい=スタイルが良く見えるというのは、生理的アライメントが保たれている状態をいいます。生理的アライメントとは人の体の骨格や筋肉、関節などが正しく配置され、正しい姿勢を保っている状態です。

そのとき大事になるのが、体幹の筋力です。背筋や腹筋など、体の中心となる筋肉を鍛えることで、姿勢が安定し、猫背などを予防できます

また、全身の柔軟性、特に胸郭や骨盤の柔軟性を高めることも大切です。

さらに、腹式呼吸をすることも重要。横隔膜の強化や体幹筋群の活性化、脊柱が自然な配列に戻りやすくなるなどの効果が期待できます

姿勢が悪くなる原因は?

姿勢が悪くなる原因として現代で多いのは、スマホ、パソコンの見過ぎによるものです。デスクワークなどで長時間同じ姿勢でいることが良くありません。

Apple Watchには座り続けていることを教えてくれる機能があります。ほかにもタイマーなどを利用し、意識して30分に1回は立つようにするといいでしょう。

スマホやパソコンを使う際には、画面を目線の高さに持ってくるようにしましょう。胸を張っている状態を意識するのがポイントです。

姿勢が悪い状態が続くとどうなる?

姿勢の悪い状態を放っておくと、腰痛や肩こりなど、体の不調が現れるようになります。

ずっと診療をしてきてやはり最近気になるのが「スマホ首」。長時間首を前に曲げた状態でスマホを見ることで、ストレートネックになり、姿勢が悪くなる原因となります。

なか整形外科・京都西院リハビリテーションクリニック様は、都会では田舎に比べ、腕や手の痺れが起こる「胸郭出口症候群」が多いと感じているそうです。

これは、長時間のデスクワークによる姿勢の悪さもひとつの原因となります。実際、農家の方など体を動かしている人は発症が少ないと言われています。

姿勢を良くするためには?

姿勢を良くするためにおすすめなのは、体幹を鍛える「プランク」です。特別な器具もいらない、シンプルなトレーニングです。

プランク

また、柔軟性を高めるためのトレーニングを継続して行うのもいいでしょう。特に腹筋を中心に鍛えるのがおすすめです

運動の習慣をもつことが非常に大事になります。ランニング場所やプールでは、姿勢の悪い人をあまり見かけません。

年を取るにつれて運動をしなくなったという方も多いと思いますが、日常的に運動をして、体幹の筋肉を鍛え、正しい姿勢を維持しましょう。

姿勢の矯正は、高齢になり背骨が変形している状態になると難しいですが、基本的には何歳からでも大丈夫です。

その他、ケトルベルスイング、ゴブレット スクワット、ターキッシュゲットアップ、ランジなども効果的なトレーニングになります

なか整形外科・京都西院リハビリテーションクリニック様の特徴

今までの整形外科のリハビリといえば、電気をかけたり、マッサージなどの施術をしたりといったもの。なか整形外科・京都西院リハビリテーションクリニック様ではそういったことは行っておらず、運動療法をメインとしています。

一般の方や高齢者からトップアスリートまで充実のリハビリテーションを提供し、「治すリハビリ」を行っています。

具体的には、FMS(Functional Movement Screen)という評価ツールを用い、7つの基本的な動作を通じて、身体の柔軟性、協調性、バランス、安定性などの身体機能を評価。これを共通言語とし他職種間での連携を強めて治療にあたっています。

患者さんには運動指導を行い、来院して運動していただいたり、自宅で運動をしていただきます。矯正期間は人によって異なりますが、一般的には3か月ほどです。

運動して姿勢を良くしようと活動するトレーナーさんも京都に多くいるため、一緒に活動を行ったりもしています。

当院では、患者さんが生活の中で何を大切にしていきたいかを一番に考えています。辛い痛みや長引く症状でお悩みの方はぜひ一度いらしてみてください。

インタビュー:樋口直彦(院長)
社名:なか整形外科・京都西院リハビリテーションクリニック
事業内容:整形外科、リハビリテーション科
サイト:https://nakaseikei.com/
特設サイト:https://naka-seikei.jp/

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