ダーマペンとは?効果やダウンタイムを徹底解説!【豊洲内科・糖尿病/形成・美容外科クリニック様】

「ダーマペンって本当に効果があるの?」

毛穴の開きやニキビ跡の改善に効果が期待できるダーマペンは、美容クリニックでも人気の施術のひとつ。しかし、「何回くらい受ければ効果を実感できる?」「ダウンタイムはどれくらい?」と気になる方も多いのではないでしょうか?

本記事では、ダーマペンの仕組みや効果、施術の流れ、ダウンタイム、併用可能な治療法などを【豊洲内科・糖尿病/形成・美容外科クリニック様】に詳しく解説していただきます。

さらに、フラクショナルレーザーとの違いや、ダーマペンが向いている人・向いていない人についてもお伝えします。

「ダーマペンを受けるか迷っている」「施術後のアフターケアが知りたい」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください!

目次

【ダーマペンってどんな治療?】

ダーマペンは、ペン型の機械を使って肌に細かな傷をつけていく治療法です。

1センチ四方に16本ほどの針が入っていて、それを肌全体に動かしながら細かい傷をつけていきます。

そうすることで、肌の創傷治癒を促して、コラーゲンやエラスチンの生成を促進させ、肌の若返りのような効果が期待できます。

【ダーマペンの効果】毛穴・ニキビ跡の改善に最適!

私たちが主におすすめしている症状は、毛穴とニキビ跡です。

毛穴に関して言うと、毛穴の種類によって効果は異なりますが、創傷治癒で肌全体がふっくらしてハリが出るので、毛穴が引き締まって目立ちにくくなります。

ニキビ跡については、浅いニキビ跡なら5、6回ぐらいで結構改善が見られます。ただ、アイスピック型のような、真皮直下まで達している深いクレーターの場合は、ダーマペン単独では難しい場合もあります。

ちなみに、シワに関しては別のアプローチの方が効果的な場合が多いです。なので、シワだけを改善したいという方には、あまりおすすめしていません。

【比較】ダーマペンとフラクショナルレーザーどっちがいい?ダウンタイム・効果・リスクについて

ダーマペンとフラクショナルレーザーは、どちらもニキビ跡や毛穴の開きを改善する施術ですが、それぞれに特徴があります。

フラクショナルレーザーは肌の奥深くまでアプローチできるため、特に深いニキビ跡の改善に効果的です。ただ、施術後に顔が腫れやすく、肌質をよくみないでレーザーを当ててしまうと色素沈着のリスクもあり、見極めが難しい場合があります。

一方、ダーマペンはダウンタイムが短く、施術後の赤みや腫れが比較的少ないのがメリットです。針の深さを適切に調整することで、リスクを抑えながら治療を進めることができます。費用面でも続けやすいため、コストパフォーマンスが高いと言えます。

【ダーマペンをおすすめできない人】

ダーマペンを受けられない人は基本的にはいません。

ただ、炎症性の強いニキビがたくさんある方だと、まずはニキビの治療が必要です。ダーマペンをすることで、肌の水分バランスが一時的に崩れてニキビができる場合もあるので、ニキビのコントロールをしてないとよりニキビがひどくなることもあります。

あとは、金属の針を使うので、金属アレルギーの方は受けられません。

【顔だけじゃない!】ダーマペンがおすすめな体への施術

ダーマペンは首や手の甲、二の腕などの部位にも施術が可能です。

首や手の甲は皮膚が薄いため、浅い針の深さで軽く創傷治癒を促すことで、ちりめんジワが目立たなくなることがあります。

また、二の腕の毛孔性苔癬にも効果的で、ピーリングで改善しにくい場合は、ダーマペンを繰り返し施術することで症状が軽減することがあります。

【施術の流れ】カウンセリングから施術・アフターケアまで徹底解説

まず大事なのがカウンセリングです。肌の状態をしっかり診させていただかないと、トラブルの原因になりかねません。

当院では、私か院長が少し長めにカウンセリングをします。必要に応じて保険診察を勧め、肝斑はないか等お肌の状態を丁寧にチェック、説明させていただきます。

その後、表面麻酔をして、麻酔が効くまで大体30分ほど待っていただき、施術に入ります。

施術自体は10分から15分程度です。縦・横・斜めと、全顔に万遍なく当てていきますが、針の動く速さが早いので、あまり時間はかかりません。

施術後は、赤みが出ることが多いので、鎮静効果のあるパックを15分ほどしていたくことを勧めています。当日のメイクは控えていただくようお願いしています。

【痛みはどのくらい?】

表面麻酔をするので、浅い層であれば無痛です。

慣れてきて深さを深くしたり、ニキビ跡のところだけ特に深く治療したい場合は、表面麻酔をしていても多少痛みを感じることがあります。

でも、ポテンツァやフラクショナルレーザーと比べると、全然耐えられる痛みだと思います。

【ダウンタイムと注意点】

浅ければ3、4日で赤みは引きます。深い施術の場合は1週間ほど見ていただく必要があります。

1、⒉週間で肌のターンオーバーが始まってきて、お肌がちょっとかさついたり、ポロポロまでは行きませんが、お肌が浮いてくるような感じを感じられると思います。

気をつけていただきたいのは、まず日焼けです。お肌が赤いと紫外線を吸収しやすくなるので、そこから色素沈着やくすみになってしまうリスクが大いにあります。

また、術後しばらく赤みがあるうちは、刺激性のある化粧品も避けていただきます。レチノールやハイドロキノン、ビタミンCが含まれているものなどは、かなりヒリヒリすることがあるので。その時期は低刺激性のものでケアしていただくのがベストです。

【効果と回数】ダーマペンの効果はいつから実感できる?

平均的に見ると3、4回目からです。

というのも、最初は肌質を見ながら針の深さを決めていくので、1、2回目はどうしても浅めの施術になりがちなんです。3、4回目からすると、もう肌の状態や加減がわかってくるので、そこから定期的に来ていただくと効果が出やすいです。

治療間隔は基本的に月1回をおすすめしています。

【効果を高める併用メニュー】一緒に受けると良い施術は?

PRXT33というマッサージピールとの併用治療「ヴェルヴェットスキン」があります。

これは、針の深さは0.2ミリで一定にしてダーマペンで細かく針で傷つけた後に、ピーリングをしていきます。ただし、施術直後はお肌は焼け付いたような真っ赤な状態になり、ダウンタイムは1週間ほどかかります。

他にも、

エクソソームを垂らして浸透させながら施術する

・ニキビがある方には抗炎症作用のものを塗り込む

ボトックスを薄めて入れ込むと、毛穴皮脂が気になる方に効果的

といった併用治療もあります。

【美容医療の選び方】現役美容医療医が語る業界の変化と価格競争の実態

近年、美容外科クリニックの数が急増し、競争が激化しています。

価格を抑えて提供するクリニックも増えたと感じますが、特に若年層が安価な施術を受けて、こっそり練習台にされてしまっているケースもあります。

また、研修医を終えてすぐに美容医療の分野に進む医師(通称:直美・ちょくび)もいて、障害や後遺症が残るケースもあるため、業界全体としても、そろそろ規制や取り締まりが必要ではないかと感じています。

同時に、SNS上で「これをすれば〇〇になる」といったデマのような情報が拡散され、それを信じてしまう方も増えている印象です。情報リテラシーの低い患者様に対して、正しい知識を提供する場がもっと必要だと感じています。

【まとめ】コスパ最強のダーマペン

ダーマペンは一時期ブームがあって、今は下火になってきていると感じます。新しい治療法も出てきていますからね。でも、例えばポテンツァは痛みが非常に強くて継続できない患者様も多いんです。

その点、ダーマペンは、コストパフォーマンスと痛みの面で見ると、一番バランスの取れた治療法だと思います。特に美容医療を始めてみようという方には、トライアルとしても取り組みやすい治療法ではないでしょうか。

インタビュー:澤口 悠
社名:豊洲内科・糖尿病/形成・美容外科クリニック
事業内容:内科、皮膚科、形成外科、美容皮膚科、美容外科
サイト:https://sawagucci.com/cosmetic-surgery/

       

      

       

    

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