【Meily特集第1弾】自分の整形が創業のきっかけに。Meily社長が語る日本の整形の未来とは

今回は創業のきっかけと日本の整形の未来に関して株式会社Meily(https://meilyweb.com/)の川井社長にインタビューしました。3部作の特集になりますので是非お楽しみください!

<川井さん>

株式会社Meilyの川井と申します。

<美容整形ジャーナルインタビューアー>

創業の経緯からお伺いさせていただきたいのですが、大学生の時に立ち上げられたということであっていますでしょうか?

<川井さん>

そうですね、あっています。

<美容整形ジャーナルインタビューアー>

どういったきっかけが立ち上げのもとになっていますか?

<川井さん>

自分が美容整形をしたことがきっかけになります。昔から周りにかわいい子がいて、劣等感をもっていました。化粧や身だしなみを頑張ってみるけれども、限界があると感じておりました。

そこでアルバイトを頑張って、お金を貯めて美容整形をしました。

その際にアゴを出す手術をしたのですが、何ヵ月もアゴが長い状態が続き、周りに相談できる人もおらず、同じ手術をしている人もいなくて、相談できる人が全くいない状態でした。その時にTwitterをはじめました。

当時、匿名アカウントでTwitterを利用していて、もっと美容整形に関して共有できる場所があればいいのにとつぶやいていました。

<美容整形ジャーナルインタビューアー>

最初そのあたりを公に出すことに、内心では心配事などありましたか?

<川井さん>

匿名でやっていたことと、別に顔自体を全部出しているわけではなかったので、身バレのリスクもなく心配はなかったです。そこから創業に向けて、ターゲットは誰で、ターゲットが抱える課題は何かということ明確にしていき、サービスや事業計画を考えていきました。

<美容整形ジャーナルインタビューアー>

当時大学の時にそういった事業計画の作り方のようなものってどこかで習われていたのですか?それとも独学でやられたのでしょうか?

<川井さん>

知り合いの関係の方に事業計画の作り方などを見てもらってやっていました。

<美容整形ジャーナルインタビューアー>

なるほど。それでどういったところでサービス展開したらよいか、といったことを洗い出して、実際に資金調達をされたということですね?

<川井さん>

はい。

<美容整形ジャーナルインタビューアー>

もともとそういった美容メディアの運営に関心があった、ということはありましたでしょうか?

<川井さん>

美容メディアというものに関心があったわけではなかったですね。

<美容整形ジャーナルインタビューアー>

では、実際に美容整形をしてみて、サービスとしてもこれならいけるのでは、となって起業された、というところですかね?

<川井さん>

サービスを作りたいというよりは、自分自身が課題に感じていて、そういうものがあったら便利だなと感じたので、Meilyを作りました。他にサービスがなかったことが理由で、最初から美容整形のサービスを作りたいという想いがあったわけではありませんでした。

<美容整形ジャーナルインタビューアー>

サービス開発の時に最初、自己資金を出された形でしょうか?

<川井さん>

最初は、自分のブログをワードプレスで立ち上げて記事を書くところから初め、そこからアプリ開発が必要と感じ、VCに会いに行くとすぐに「出資するから会社設立しなよ」と言われて設立したという背景があり、自己資金をそこまで出していた形ではないです。

※三者割当増資ー写真左から、家入一真NOW共同代表、川井メイリーCEO、梶谷亮介NOW共同代表
※三者割当増資ー写真左から、家入一真NOW共同代表、川井メイリーCEO、梶谷亮介NOW共同代表

<美容整形ジャーナルインタビューアー>

でも最初にワードプレスを立ち上げたということは、サーバーなど構築する費用といった最小限のものはかかったということですね?

<川井さん>

2万円ぐらい出しました。

<美容整形ジャーナルインタビューアー>

実際そのサービスを作る時に、エンジニアさんを採用するのにTinderで知り合ったエンジニアさんに参加していただいて作っていったというのはメディアで見させていただいて。実際にそのエンジニアさんは今も?

<川井さん>

今も社内にいます。自分の大学の理系の人も探したのですが、やることがいっぱいでちょっと忙しいと言われてしまって。周りに聞いても他にいない状況でした。たまたまTinderをしている時に職業が出ることに気がつき、「エンジニア」と出ている人がいたので、スーパーライクを送って「アプリ作ろうと思ってます。」から始まる内容で伝えました。

<美容整形ジャーナルインタビューアー>

実際、その最初の立ち上げで大変だった部分っていうのはどういった部分になりますか?資金的なところなのか、人材的なところなのか、実際に作った後のマーケティングなのか、販促活動とか。

<川井さん>

資金調達も大変でしたし、サービスを作ることも、マーケティング活動もすべてが大変、といった感覚でした。

<美容整形ジャーナルインタビューアー>

ありがとうございます。

<美容整形ジャーナルインタビューアー>

サービス自体に関してお伺いしたいのですが、Meilyは現在サービスを作って、そのサービスの改善に取り組んでいる状況というところであっていますか?

<川井さん>

はい。

<美容整形ジャーナルインタビューアー>

なるほど。元々美容整形市場ということで、我々も美容整形のメディアを立ち上げた時に、今コロナでかなり伸びているのではないか、増えているんじゃないかと思っていて。そういったところはどうですか?実感値としてサービスの利用者が増えているかとか。

<川井さん>

まだ立ち上げたばかりということもあり、ずっと増え続けてはいますが、特別コロナが影響してかなり増えているというわけではないです。

<美容整形ジャーナルインタビューアー>

今実際サービスを立ち上げてみて、こういったところが課題だとか、こういったところが今上手くいっているとか、そのあたりってお伺いできますか?

<川井さん>

言える範囲で…にはなりますが、一括見積もり※という良い機能があるので、この機能がどこまで利用されるかというとことが直近の課題になります。これからいろいろな方に知っていただきたいという気持ちです。

※Meilyの一括見積もりとは↓

ユーザーが「気になっている施術部位や施術方法・悩み」「現在の写真」「加工した写真」などをアプリ上で入力することで、複数のクリニックから解決方法の提案や見積もりを受け取る機能。

ご利用方法
1. アプリのホームまたはマイページから一括見積もりに参加
2. 入力項目に内容を記載して作成(見積もり依頼はクリニックに送信されるもので、他のユーザーは閲覧できません)

<美容整形ジャーナルインタビューアー>

最初はもう本当にお1人で立ち上げられたということであっていますか?

<川井さん>

そうですね。1人で最初はワードプレスで作っていて、それでそこからメンバーを募集して…という流れでした。

<美容整形ジャーナルインタビューアー>

最初は何人ぐらい参画されましたか?

<川井さん>

最初私を含めて7名で立ち上げました。

<美容整形ジャーナルインタビューアー>

7名ということは、結構最初の頃にガツっと人が集まったんですね?

<川井さん>

そうですね、はい。

<美容整形ジャーナルインタビューアー>

どのような形で役割分担をされていたのでしょうか?

<川井さん>

インフラエンジニア、フロントエンドエンジニア、サーバーサイドエンジニア、デザイナー…とそれぞれ対応していたような形でした。

<美容整形ジャーナルインタビューアー>

では、もう開発人員が揃っていた形ですね。

<川井さん>

はい。

<美容整形ジャーナルインタビューアー>

実際最初学生の時に立ち上げられていますが、学生が立ち上げた企業がなかなか見向きもされないということは珍しくないと思うのですが、そういうことは全然ありませんでしたか?

<川井さん>

私自身に原体験があって、美容整形もしていて、という背景でサービス作りを始めたことから、お医者さんから理解してもらえることもあり、逆に応援したいと言ってくださる方が多かったです。

<美容整形ジャーナルインタビューアー>

美容整形は今も現在進行形でされていますか?

<川井さん>

大きいのは最近していないのですが、肌は最近やっていますね。

<美容整形ジャーナルインタビューアー>

周りのお友達や知り合いも結構今されている方はおられますか?

<川井さん>

多いですね、結構。友達とか個人的に相談を受けたりします。この子悩んでいるんだけど…と紹介を受けて、相談に乗ることが多いです。

<美容整形ジャーナルインタビューアー>

実際、日本の整形よりも例えば韓国はかなり整形について進んでいると思いますけども、そのあたりについて思うところはありますか?

<川井さん>

やはり韓国はアイドルや女優といった大多数に支持されているような人達も結構整形をしていることをフランクに話していることもあり、公言している人が日本よりいると思っています。日本はまだそういった方々の多くが公表していない状態で、公表されるようになると雰囲気も変わっていくのか、どうなのかが今後、といったところなのかなと思います。

<美容整形ジャーナルインタビューアー>

でも、だんだん公表する人も増えてきている気はしますね、日本でも。

<川井さん>

徐々に増えていっていると感じてはいますが、国内の美容整形に対する見る目や空気感といったものが大きく変わるかどうかについては、例えば佐々木希さん、石原さとみさんといった、国民にすごく知られているような人たちが公表しているかどうかっていうところにかかっているとは思います。

第1弾では創業の経緯から日本の美容整形の未来まで非常に興味深い内容をインタビューすることができました。

美容整形ジャーナルではMeilyを3週にわたって特集いたします。是非来週も期待しておいてください。

<Meily>

美容医療に関心のあるユーザーのコミュニティを提供し、ユーザーのクリニック選びの意思決定をサポートする。 美容医療SNS「Meily

URL:https://meilyweb.com/

代表取締役:川井優恵乃


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