自分らしい美しさを引き出す美容医療とは-信頼できるクリニック選びと業界の今【X Medical Group 孫駿一郎 先生】

美容医療が身近な選択肢となった今、「どのクリニックや医師を選べばいいのか」「自分らしい美しさとは何か」と悩む方も多いはずです。

今回は、国内外で活躍し、多くの患者さんから信頼を集めるX Medical Groupの孫先生にインタビュー。医師を志したきっかけや現在に至るまでの道のり、得意な施術とそのこだわり、日本と海外の美容医療の違いや、これからの業界への想いまで、幅広くお話を伺いました。

美容整形が初めての方や「なんとなく気になっているけれど不安…」という方にも伝わる、「美容整形の本質」や「信頼できる医師選びのヒント」が散りばめられています。

あなたらしく、前向きな一歩を踏み出すきっかけにしてみてください。

目次

医師になったきっかけと現在までの道のり

孫先生は、中国で生まれ育ち、12歳の時に家族とともに日本へやってきました。孫先生の父は中国で医師をしていましたが、日本ではその資格が使えず、家族で支え合いながら、決して裕福ではない生活を送っていたそうです。

医学部への進学も、アルバイトをしながらの苦労の連続でした。そんな中で感じていたのは、『自分の努力がきちんと報われる道に進みたい』という思いです。

医師として現場に立ち、救急外来などハードな仕事をこなしてきましたが、保険診療の現場では、どんなに頑張っても給与が努力に比例しない現実がありました。

自分の力でしっかりとお客様に向き合い、納得できる医療を提供したい。そんな想いから自由度の高い美容医療の道に進みました。

手先が器用なこともあり、美容外科医としてのキャリアをスタート。大手クリニックでの経験を経て、2020年にX CLINICを開業しました。『一度来ればファンになっていただける』『大切な人に紹介したくなるクリニック』を目指し、多くの仲間や患者様に支えられながら歩んでこられました。

得意な施術とこだわり

孫先生が特に多く手がけてきたのは、「クマ取り(目の下のたるみ・クマ治療)」だそうです。ご自身も目元の悩みを抱えていた経験があり、その体験から「目の下のクマを改善することで、見た目の印象や気持ちが大きく変わる」と実感されたといいます。

目元は「老けて見える」「疲れて見える」といった印象に直結しやすく、クマが解消されることで表情が明るくなり、自信を持てる方も多いとのこと。

そのため、孫先生は自然な仕上がりや安全性を特に重視されており、「出血を抑える施術」や「腫れやダウンタイムをできる限り抑える技術」にこだわっていらっしゃいます。

また、クマ取り施術は他院でのトラブルや失敗事例も多く、修正のご相談を受けることも少なくないそうです。

「価格やアクセスの良さだけでクリニックを選ぶのではなく、実績や信頼できる医師を選ぶことが、納得のいく結果につながる」と強調されています。

インタビューの様子

お客様の悩みと先生の対応

孫先生のもとには、アンチエイジングに関する幅広い悩みが寄せられているそうです。特に多いのは、シミ・しわ・毛穴、そして近年では「たるみ」に関する相談が増えているとのこと。年齢とともに現れるこれらの変化に、多くの方が不安やコンプレックスを感じているといいます。

そのような中で孫先生が大切にされているのは、「必要以上の施術を勧めないこと」。
一人ひとりの悩みや希望を丁寧にヒアリングし、本当に必要な施術だけを提案するよう心がけていらっしゃいます。

また、不自然な仕上がりや過度な整形にならないよう、客観的な視点からアドバイスすることも重視しているそうです。患者の「本来の美しさ」を引き出すことを第一に考え、安心して相談できる環境づくりにも力を入れておられます。

美容医療のトレンド・今後の注目技術

近年、美容医療の世界では「切らない治療(非侵襲型治療)」の需要が急速に高まっているそうです。従来は手術を中心とした美容整形が主流でしたが、現在はレーザーや注射(フィラーなど)による施術が人気を集めており、負担やダウンタイムを最小限に抑えられる点が支持されています。

特に海外、例えば中国では美容医療市場が日本の約10倍の規模にまで拡大しており、実に8割以上が非侵襲型の治療になっているといいます。日本でも今後は、こうした「切らずに美しくなれる施術」がますます普及していくと孫先生は話してくれました。

また、美容医療がより身近になった一方で、「価格や話題性だけが先行する風潮」や「SNSを使った一時的な流行」に偏りすぎることのリスクも指摘されています。今後は、より「本当にお客様の満足度や安心感を重視したクリニック」が求められる時代になると考えられるでしょう。

日本と海外の美容医療の違い・今後の展望

孫先生によると、日本の美容医療は「安心・安全・高度な技術力」で世界的にも高く評価されているそうです。海外、特に中国や韓国も美容医療が盛んなことで知られていますが、各国の事情や特徴には大きな違いがあるといいます。

例えば中国では市場規模が非常に大きく、治療のほとんどが「切らない治療」へとシフトしています。
一方、韓国は医師の数が日本の半分以下と少なく、回転率や低価格を重視するあまり、十分なカウンセリングや技術が行き届かないケースも多いのが現状です。そのため、韓国で施術を受けたもののトラブルに見舞われ、日本で修正を希望する患者が増えているとのことです。

海外からも「日本で治療を受けたい」という患者が増えています。孫先生自身も語学力や国際的なネットワークを活かして、今後はアジアを中心に日本の技術と安心感を広げていきたいと考えているそうです。

SNS・インフルエンサーと美容医療の現在地

美容医療の世界でも、SNSやインフルエンサーの影響力は近年ますます大きくなっています。一時期はインフルエンサーを活用した集客や、話題性を重視したマーケティングが業界全体で盛んに行われていました。しかし孫先生は、「一時的なバズやフォロワー数だけでは、お客様の本当の満足や信頼にはつながらない」と指摘しています。

実際、SNSやインフルエンサーの投稿をきっかけに施術を検討する人が増えている一方で、情報の正確性や医師・クリニック選びの本質を見失いがちになるリスクもあります。孫先生は「経営者である以前に医師であり、人としてお客様の幸せを第一に考える姿勢が何よりも大切」と考えており、流行や話題性よりも“誠実な医療サービス”を提供することを重視しているそうです。

SNS時代だからこそ、信頼できる医師・クリニックを見極める目を持つことが大切だと感じていらっしゃいます。

業界の課題・先生が目指す未来

孫先生は、美容整形業界が直面している最大の課題として「利益優先のビジネス化」を挙げています。多くのクリニックが「どうすれば儲かるか」を起点に経営を考えがちですが、本来は「どうすればお客様をもっと幸せにできるか」「スタッフがやりがいを持って働けるか」を第一に考えるべきだと感じているそうです。

クリニックの成長や収益は、お客様やスタッフの満足度を高めた“結果”として自然に付いてくるものであり、目先の利益ばかりを追求する経営方針には疑問を持っていらっしゃいます。

今後については、「日本の安心・安全な美容医療の価値をもっと世界に広げていきたい」という夢を語っていました。特に中国をはじめとしたアジア市場への展開を視野に入れ、日本の技術や誠実な医療を現地でも広めていくことを目指されているそうです。

「美容医療は、人生をより前向きに、明るくするための一つの手段。流行や価格だけに流されず、信頼できる医師とともに自分らしい美しさを追求してほしい」という思いを、孫先生は大切にされています。

美容医療について気になることがあれば、ぜひ一度X Medical Groupの孫先生に相談してみてはいかがでしょうか。

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