人中短縮はなぜ人気?人気の理由や注意点を詳しく解説【APOLLO BEAUTY CLINIC様】

近年、人気が高まっている人中短縮は、鼻と上唇の間にある溝の長さを短くする美容整形です。

人中が長く、顔のバランスや老けた印象に見えるのが気になるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、人中短縮の人気の理由や術式、手術を受けるにあたっての注意点などをAPOLLO BEAUTY CLINIC様にお伺いしました。

人中短縮に興味がある、受けてみようか悩んでいる方は、ぜひ最後までお読みください。

目次

人中短縮はいつから人気に?

人中短縮術はかなり以前から存在した術式です。2019年ごろからSNSを中心に広く認知され、2020年ごろに人中短縮術を受ける患者さんが増えた印象です。

コロナ禍でマスク着用が当たり前になったこともあり、口元の傷跡がマスクで隠せることも、人中短縮術を受ける患者さんが増加した要因になったと推察できます。

人中短縮の人気が広まったのはなぜ?

人中は加齢とともに伸びてくると言われています。そのため、人中が長いと「老けて見える」「顔が希薄に見える」といった印象を受けがちです。

人中を短くすることでそのようなネガティブな印象を変えられるというのが大きな理由であると考えます。

また、骨を切るなどの大掛かりな施術ではなく、日帰りで数十分の施術時間で完了するので比較的ハードルの低い施術の一つであることも人気の一因となったのではないでしょうか。

日本人は顔の正面視から受ける印象が大きいと言われているため、人中短縮による変化は正面からの印象を変えるのに効果的です。

美容大国の韓国は斜め45度、欧米は横顔からも受ける印象が大きいと言われていますが、人中短縮術は人中を短くする他にも、上口唇が綺麗に上がって見えるため、斜め顔、横顔の印象を変える効果も高いのです。

そうした分かりやすい変化が生まれるため、SNSによる拡散力と相まって、人気に拍車をかけたと推察されます。

日本人の平均的な人中の長さや理想的な人中の長さは?

日本人の平均的な人中の長さは14~16mm程度と言われていますが、顔の大きさや骨格、年齢によってかなり幅があります。

私は人中を単純な「長さ」ではなく、鼻下から上唇までと下唇から顎先までの「比」で考えるようにしています。

一般的には、鼻下から上唇、下唇から顎先までが1:2くらいになるのが黄金比と言われていますが、他にも顔は輪郭、目、鼻が形成する縦の比率や横の比率があります。

そちらのバランスも無視できないため、一概に全ての人を1:2の比率にすることが正解とは限りません。

人中が自然と長くなることはありますか?

加齢による表情筋の衰えや骨格の変化により人中は長くなると言われています

具体的には小鼻のすぐ横にある「上唇挙筋」、鼻筋のすぐそばにある「上唇鼻翼挙筋」が上唇を上に引き挙げるのに重要な役割をしており、これらの筋肉の衰えが人中を長くする原因と言われています。

また、歯の噛み合わせが悪くても、人中が長くなることが指摘されています。生まれつき下顎の発達・形成が悪い人や、上顎が突出している人は、もともと人中が長く見えがちです。

美容整形以外に人中を短くする方法はありますか?

手術以外に人中を物理的に短くする方法はありません。ただし、「短く見せる」ことは可能です。

例えばメイクをして上唇を厚く見せる工夫をしたり、上唇の直上にある筋肉にボツリヌス毒を注射することで上口唇が反り上がり人中が短く見えるといった方法です。

人中周囲の表情筋を鍛えるといった方法も紹介されていますが、人中が短くなるといった医学的データはありません。

施術の種類と特徴は?

大きく分けて外側法と内側法の2つに分けられます。

外側法

外側法は人中皮膚を切除し縫縮する手術が基本になりますが、どれくらい皮膚を切除するか、皮膚の直下にある口輪筋という筋肉を処理するかどうかで仕上がりが変わってきます

内側法

内側法は口腔粘膜側から口輪筋にアプローチする方法で、皮膚側に傷がつかないというメリットがありますが、外側法と比較すると人中の短縮効果はマイルドで、手術の際に視野が狭いため医師の技術を要します

施術を受けるにあたって気を付けることは?

歯科矯正中の方や鼻炎の方は術後トラブルの原因になるため、治療が完了してから人中短縮術を受けるのが良いでしょう

人中周囲の皮膚は肥厚性瘢痕やケロイドになりやすい部位でもあるため、歯科矯正や鼻炎などの既往がある方も要注意です。

ダウンタイムの期間と注意点は?

抜糸まで5~7日、その後1~3か月程度傷跡が赤くなり目立ちますが、抜糸後はメイクが可能です。

唇の動きや上口唇周囲の感覚の違和感が数か月残存する方もいらっしゃいます。

また、ダウンタイム中は食事や会話などの制限はありませんが、抜糸までメイクができません。

皮膚を密に縫合してあれば洗顔は可能ですが、ゴシゴシ擦ると縫合糸のほつれ、傷の離解の原因になるため、優しく拭き取る程度に止めておいた方が無難です。

傷は目立たないですか?

人中短縮は、ほかの美容施術と比較しても傷跡が目立ちやすい手術のひとつです。

食事や会話など、日常生活動作で人中周囲の皮膚の伸縮が比較的大きいことが起因していると考えられます。

また、組織学的にも縫い跡が目立ちやすい部位です。

慎重に縫合しても、抜糸直後から数か月は赤みが残存する可能性がありますし、赤みが消えてもよく見ると傷跡になっているという例が多々あります

人中短縮術を検討される際はしっかりとカウンセリングを受け、あらかじめ傷跡が赤くなるということを認識した上で施術に臨むのが良いでしょう

人中短縮のリスクは?

人中はとてもデリケートな場所です。しっかり縫合しないと傷跡が残ってしまったり、感染症の温床になります。

また、人中は一度短くし過ぎてしまうと元に戻せません。

正確には戻すことも可能ですが、他の部位から皮膚を移植したり「フラッピング」という手技で皮膚を再構築するなど熟練の技術を要します。

短くし過ぎることで口が閉じなくなってしまったり、上唇が厚く見え過ぎてしまうリスクがあるのです。

また、縫い目にテンションがかかり過ぎることで傷跡が残りやすくなるとも言われています。

皮膚の下にある口輪筋を処理し過ぎると、いわゆる「口すぼめ」状態になってしまう可能性も。

その他にも小鼻が広がって見えたり、鼻の穴が左右非対称になってしまうという例も散見されます。

また、切除する長さが少なすぎても、後戻りや術前後の変化に乏しいなどという問題もあります。

顔の比率のみを見て切除範囲を決定することはお勧めできません。

切除範囲、デザインの決定にはリスクも加味した医師の総合的な判断が必要です。

リスクを確認して施術を検討することが大切

お伝えしている通り、人中短縮は術前後の変化が分かりやすく、写真映えしやすい施術のため、SNSを中心に拡散しやすい施術のひとつと言えます。

しかし、傷跡も目立ちやすい施術であり、人中短縮の適応でない方も安易に手術を受けてしまいがちです。

SNSや症例写真を見ても、傷口が目立ちにくいようぼかし加工をしていることも多々あるため、写真のみで安易に仕上がりを判断するのは危険です。

信頼できる医師の判断を仰ぎ、自分にとって本当に人中短縮は必要かどうか、施術を受けるのであればどのようなリスクがあるのかをしっかり確認してから施術するようにしてください

APOLLO BEAUTY CLINIC様の強み

当院の人中短縮は、基本的に口輪筋の処理を必ず行ないます

そうすることによって、皮膚切除量が少なくてもある程度変化をもたらすことができますし、後述する傷トラブルを最小限にできると考えています。

口輪筋の処理

口輪筋をあまり処理し過ぎると口の動きが悪くなったり、かえって変化量が大き過ぎてしまう可能性があるため、当院では術中にバランスを見ながら処理する量を決定しています。

表の傷もご希望があれば透明な糸を使って縫合することが可能で、なるべく縫い目が目立たないよう配慮しています。

医師が直接カウンセリング

当院にはカウンセラーがおらず、全て医師である私が直接対面で患者さんのカウンセリングを行います。不要なアップセルは行いません。

もし必要な追加施術があれば、なぜその追加施術が必要なのか、それをしないとどのようなリスクがあるのか、ということを必ず説明し、ご納得いただいて初めて施術を行うというスタイルを取っています。

適応のない患者さんに無理やり施術を勧めることは一切ありません。

また、ご来院いただいたら絶対に手術を行わなければならないということはありません。カウンセリングのみで一度しっかり考えたいというご要望にもお応えします。

当院は相談のみであってもご対応させていただきますので、何かお困りのことがあればお気軽にご連絡ください。

美容整形ジャーナル特別割引

リップリフト(人中短縮術)369600円のところ、美容整形ジャーナルからお申し込みの方で、口元パーツモニターをお引き受けいただいた方は184800円でご案内いたします。

インタビュー:鬼沢正道(院長)
社名:APOLLO BEAUTY CLINIC
事業内容:美容外科、美容皮膚科クリニック
サイト:https://apolloclinic.jp/

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