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あると疲れているように見えてしまう、目の下の「クマ」。メイクである程度隠すこともできますが、手術してクマを根本からなくしたいと考えている方も多いですよね。
今回は、クマの種類や見分け方から、原因、治療法、手術を選ぶ際の注意点まで、プライム銀座クリニック様にお伺いしました。
目の下のクマについてお悩みの方、施術を受けてみたい方は最後までチェックしてみてください。
クマは青クマ、黒(影)クマ、茶クマを区別するのが基本です。
この分類によって治療方針が全く変わるため、自身のクマがどのタイプのクマなのか、ひとつだけなのか組み合わせなのか、ということを含めてチェックすることが大事です。
青クマは目の下の皮膚が透けてしまって、毛細血管などの血流が見えている状態の方に起こります。透けるほどの目の下の皮膚の薄さは生まれつきのことが多いですが、血行不良が長期にわたって続くことでも皮膚は薄くなることがあります。
生活習慣の乱れやストレスなどで目の下の血行不良があるときに、酸素の不足しがちな血液が青黒くなるのですが、目の下の皮膚が薄いと青黒くなった血流が透けて見えやすく、さらに色白の方はその肌の白さとのコントラストが強いため青クマが強調されたように見えやすいといわれます。
逆に目の下の皮膚が薄い方でも、血行が良いときには健康的な明るい色調になるため青クマは目立ちません。ですが、長時間目を酷使したり、ストレスや睡眠不足、喫煙、身体の冷えなどの原因で血行不良があると青クマは目立ちます。
青クマに対する治療は、生活習慣の改善で目の下の血行を良く保つようにすることが最も重要です。これは、長期的には目の下の皮膚の薄さを改善して健康的な皮膚の質感を与えてくれる可能性があります。
そのサポートとしてPRPやその他の成長因子の類で皮膚の細胞に刺激を与えてあげることは、効果的な場合があります。
ただし即効性のある治療ではないため、効果を見ながら地道に継続することが必要なタイプの治療です。
もし即効性のある治療で手っ取り早く青クマを改善したいという場合には、コラーゲン注入での治療を検討します。
その他の選択肢をあらかじめ除いた理由を念のために説明しておきます。ヒアルロン酸は透明なジェルのため、注入後の透け感のために青クマが悪化する場合があり不適切です。
自家脂肪の移植は、定着率にばらつきがあるため微調整が効かないことが問題です。注入量が適正でも定着がわるいと求める結果が得られませんし、かといって過剰に注入するとしこりになるリスクが高くなります。
その点コラーゲンは白色の製剤で、適切に注入された場合には皮膚の質感を損ないませんし、滑らかなので注入後の凹凸も残りにくいため比較的安心です。
ただしコラーゲンにも注意すべき点はあります。自然になじみやすい滑らかな性質があだとなって、予想より早めに効果が失われたと感じるケースがあったり、真顔ではいい感じなのに笑ったときなどに膨らむように見えるケースがあったりするからです。
とはいえ、コラーゲン注射は青クマの治療として完ぺきではないまでも、即効性を重視する場合の選択肢の中では効果とリスクのバランスが比較的良い治療といえます。
黒(影)クマは目の下の凹凸が原因で、影ができて黒っぽく見えるクマのことです。細かいことをいうと、いくつかのパターンに分かれますが、大きな分類でこのふたつが理解できれば大きな間違いはないはずです。
生まれつき上顎の骨が小さいと、目の下がやせた印象になりやすいです。ゴルゴ線(ミッドチークライン)より上の部分が、下の部分(メーラーファット)よりもボリュームが不足していると、より目の下がげっそりと落ちくぼんで、疲れた暗い印象を作り出します。
これはフィラーまたは脂肪の注入、グロースファクターの注射などでボリュームを出すことで改善することが可能です。髙澤個人の意見では、ヒアルロン酸を使うことが安全性とコスト面で有利だと考えます。
眼窩脂肪のふくらみ・ティアトラフ靭帯が目立つ場合には、改善のためには原則として手術が必要です。
状態によっては、ふくらみと靭帯を含めて覆いかぶせるようにフィラーの注入をすることで一時的な改善は得られますが、根本的な治療とは言えません。
効果が切れたと感じるたびに再注入をすることになると思いますが、繰り返す再注入のたびに、逆に不自然なふくらみを作ってしまうリスクが徐々に高まります。髙澤個人の誠実な意見としては、注入治療の繰り返しでこのタイプの影クマを永遠にカバーし続けることは現実的ではないと言い切ることができます。いずれ手術は必要です。
上記ふたつの両方にあてはまる場合には、それぞれの要素に対して適切にアプローチする必要があります。必要なボリュームを注入治療で確保することと、眼窩脂肪とティアトラフの構造問題を手術で解決することです。注入の選び方と手術の選び方は後ほど解説します。
さて、クマについてある程度の知識が得られたところで、それをどのように見分けるか、ということにも触れておきます。
まず、顔に正面から光が当たるように仰向けの体勢になるなどして鏡を見てみると、顔には影がない状態で観察できます。つまりこのときの様子でクマが気になるのであれば、青クマと茶クマです。
そこでさらに、クマに見える部分の皮膚を軽く横に引っ張ってみます。クマが皮膚と一緒に動くように見える場合は皮膚への色素沈着の茶クマ、皮膚を引っ張るとクマが目立ちにくくなったりする場合は青クマだと考えられます。
そのあと起き上がって鏡を見たときにクマが強くなると感じる場合には影クマの要素が強いと考えます。
実際には、クマのご相談で来られるケースのほとんどが、青クマと影(黒)クマの混合クマです。どちらの要素が強い場合もあるのですが、上記のような診察で影(黒)クマの要素が多少なりとも確認出来たら、影(黒)クマの治療から検討することがおすすめです。
長らく治療を担当している実感では、影(黒)クマの治療を先行した場合に、結果として残った青クマが気にならないケースが多いからです。
逆に青クマの改善を先に試みた場合は、やはり影クマも治療しないと満足に至らないという場合が多く、やはり影(黒)クマを先に治療するほうがいいと感じます。
クマの見分けがある程度つくようになると、手術がどうしても必要になるのは影(黒)クマの、眼窩脂肪のふくらみとティアトラフの靭帯が目立つ場合に限られることがわかると思います。
そしてもし、このパターンに当てはまる場合には手術以外の選択は賢明とは言えないことも、すでに述べた通りです。
というわけでもしこのクマの見分け方で手術が必要なだと理解した場合、次に気になるのはどの手術がいいのか、ということだと思います。
クマの施術として、メジャーな選択肢は以下の3つです。
などがあります。
目の下にポッコリ膨らんだ眼窩脂肪のふくらみを除去して目立たなくします。この手術はダウンタイムも短くて済みますし、習得が簡単なため熟練度がそれほど高くない医師でも提供できることから手術費用が抑えられる点でも魅力的です。
注意点は、結果的に上顎の骨の高さにそろえるように脂肪を除去するため、特に上顎の骨が生まれつき小さい方の場合には、目の下のやせ感がさらに強調されて、「くぼんでしまった」と表現されるような結果になることが比較的多くあります。
また逆に、「取りすぎ」と言われるのを恐れたのか、技術的に未熟なのかはわかりませんが、脂肪のふくらみが取り切れていないという術後の方のご相談も散見されます。コストの安い手術とはいえ、そういう結果に対しては再手術などのアフターフォローが適切に行われるクリニックを選ぶ必要があると思います。
この組み合わせについてはリスクや落とし穴が多いので、最も注意が必要です。
脱脂はすでに説明したように、上顎の骨の高さ次第で結果的に「くぼんだ」印象になるという可能性があるのですが、注入を併用すればその欠点を補うことができると主張する医師もいます。
だからといって安易に脱脂の手術と「同時に注入」を選択してはならないと感じます。注入が必要だとしても、脱脂の手術のダウンタイムが過ぎて、結果が確認できる状態で必要かどうかを判断するくらいの冷静さが必要だと思います。
そもそも、脱脂は最小の切開で脂肪を取り除くのがコンセプトなので、ティアトラフの靭帯の剥離をしていません。その時点で影(黒)クマの手術としては不完全です。ティアトラフ靭帯の剥離をせずに注入で済ませようというのは、ムシが良すぎる発想だと思います。その多くは治療効果目的というよりアップセルを目的とした組み合わせであると思います。
脂肪注入と組み合わせてしまうと、脱脂手術の「ダウンタイムが最小」というメリットが無意味になるだけではありません。そもそも脂肪注入は定着率の問題があって微調整が効かない治療です。
また、脂肪採取して精製する手間とコストがあるので、効果が不十分でも繰り返して調整するのは現実的ではありませんし、逆に十分な効果を目的として大量に注入すると不自然なしこりを作ってしまう原因になります。目の下の繊細な治療にはそもそも向いていない治療です。
脱脂に脂肪注入を組み合わせるという選択肢が提示された場合には、「同時にやるメリットは何ですか?術後にくぼんでしまったときに後でやるのとどう違いますか?」と聞いてみるといいと思います。
最後に最も注意が必要なのは、脱脂とヒアルロン酸の注入です。注入したヒアルロン酸が脂肪を除去したスペースに入り込んで、血液や浸出液を含んだことで固まって大きなしこりとなり、のちに感染源となり散々な思いをしたという方のご相談があり、治療に難渋したケースがありました。
これは「手術と同時に注入」したことによって起こったと言って過言ではありません。治療選択の時点でこのリスクを考えていない医師に安心して治療を任せるのは危険です。この選択肢が出てきたら何も言わずにそのクリニックからは離れるのが賢明です。
プライム銀座クリニックで最も力を入れていると言ってもいい治療がこのタイプの手術です。くぼみの原因となるティアトラフの靭帯を剥離してその空いたスペースに眼窩脂肪を平たく形成して埋め込んで固定します。主なメリットは次の3点に集約されます。
・眼窩脂肪のふくらみとティアトラフのくぼみを根本から治療する
・術後にくぼんだ印象になりにくい
・注入を併用して余計なリスクをかけたりしない
逆にあえてデメリットを挙げると、ダウンタイムが脱脂に比べて2日ほど長くなることや、治療費用が高くなる点などです。注入治療がリスクまみれで治療効果が疑わしいことに比べると、格段にかける意味のあるコストであると確信しています。
診察の結果、手術が最適だということが明らかである場合に、「今すぐ」なのか「より適切な時期」に行うのか、ということで悩む場合もあると思います。
結論として目の下の手術に限っては、「なるべく早めがよい」と思います。大きな理由は2点あります。
脂肪移動術(裏ハムラ・GB法)の手術を検討中の方から、「今の脂肪の量で、下のくぼみは埋まりますか?もうちょっと脂肪が増えてからやったほうがいいということはないですか?」という質問をいただくことは多いです。
確かに外から観察する分には膨らんでいるところの脂肪を、へこんでいる部分に移動して平らにするという考えになってしまうことは理解できますが、実際の手術の内容は少し違います。へこんでいるティアトラフの靭帯を上顎の骨から剥離してへこみを解除することでへこみがまずなくなります。そして、膨らんでいる脂肪の被膜を優しく除去して平坦に延ばして敷きこむようにすることで、ふくらみとへこみを均してしまいます。脂肪はどんな量であっても、ふくらみとへこみを平坦に均してしまうだけなので、脂肪が小さく見える場合にも問題ありません。
そして、脂肪のふくらみが強いとそれに合わせて皮膚のたるみは年々進んでしまうことにも注意が必要です。
悩んでいるその時点では、まぶたの裏側の切開で十分満足できたはずだったとしても、皮膚のたるみが進んでしまってからでは、術後に皮膚のたるみが残っていることで十分な満足が得られない可能性が高くなります。
ですので、あまり何年も決断できずに悩み続けていると、いずれ皮膚のたるみが進んでしまって、皮膚の切除も同時にやらなければならないという事態も考えなくてはいけなくなります。
悩んでいる時間が長いということは、術後に気分よく過ごす時間が短くなるということでもあります。待つことで手術の結果に関してよい影響があるわけではないので、悩みの程度が強くなってきた時点でなるべく早めの手術が最適と言えます。
おおよその目安としては、1日の終わりに疲れきった自身の顔を見てため息が出るというような感じであれば、すぐに手術をしたほうがいいとは言えないかもしれません。
逆に、朝いちばんに顔を整えてその日の活動を開始するという時に鏡を見て気分が上がらないようでしたら、それは一日のパフォーマンスに影響するはずですので、早めの手術を検討するべきだとは思います。
クマやたるみでお悩みの方は、まずは当院までご相談ください。
インタビュー:髙澤博和
社名:プライム銀座クリニック
事業内容:美容整形、美容皮膚科
サイト:https://prime-ginza.jp/